【旅】思い出に残るサンパウロのホテル宿泊体験③Hilton São Paulo Morumbi

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こんにちは、サンパウロ在住のぴょんぴょ子です。

旅行気分を味わうべく、大都会サンパウロを象徴するかのような斜張橋、オクタヴィオ・フリアス・ジ・オリヴェイラ橋(Ponte Octávio Frias de Oliveira)を一望できる部屋に滞在してきました。

実は、過去にも思い出に残るサンパウロ市内のホテル紹介第1弾ということで、Grand Hyatt São Pauloの宿泊体験をご紹介しましたが、今回滞在したのはより橋に近いHilton São Paulo Morumbiです!

HiltonSão Paulo Morumbi 宿泊体験をご紹介して参ります。

1.Hilton São Paulo Morumbi概要

アメリカの大手高級ホテルチェーンの一つヒルトン・ホテルズ&リゾーツのHilton Sao Paulo Morumbi。

2002年に完成した28階建てのホテルで、Brooklin地区に位置。

ホテルの隣はピニェイロス川と、川を渡す巨大な斜張橋(しゃちょうきょう)、オクタヴィオ・フリアス・ジ・オリヴェイラ橋(Ponte Octávio Frias de Oliveira 、単にポンチ・エスタイアーダ/ Ponte Estaiadaとも)がそびえ立っています。

そんな橋を、最上階にあるプールから一望できるのが、このホテル一番のポイントです。

もちろん、スイートルームをはじめとする一部の客室からも橋を見ることができ、写真スポットとして人気の高いホテルです。

Hilton São Paulo Morumbi
  • 住所:Av. das Nações Unidas, 12901 – Brooklin, São Paulo – SP, 04578-000
  • チェックイン:14時以降
  • チェックアウト:12時まで
  • 施設:屋外・屋内プール、レストラン、スパ、ジム等

2.スイートルーム内の様子

今回は、思い出作りの為に80m2のスイートルームに宿泊してみました。

スイートルームは15〜25階に位置し、川や斜張橋を一望できるようになっています。

宿泊料は、土日の予約で現在のレート(20円/R$)で29,000円弱

部屋のつくり

80m2の部屋は、入ると右手にトイレ、左手に簡易キッチンスペース、目の前にはワークスペースとリビングルームが広がっていました。

部屋の奥にはキングベッドが一つ。その更に奥にウォーキングクローゼット、右手にはバスルーム(トイレ、シャワー、風呂)が。

リビングルームのあるスペースとベッドがあるスペースとは仕切ることもできるので、打ち合わせ場所として利用するにも便利なつくりになっています。

ポイントは部屋一面に広がる大きな窓。そこから臨むのは美しい巨大な斜張橋!!

部屋から見ると橋の左側にはブラジルのTV局、Globoのビルがそびえ立っている為、橋の全貌を見れるかは部屋次第。たとえ左側の一部が見えなくとも、橋が掛かったピニェイロス川とその周辺景色を一望できる眺めは、実に圧巻です。

アメニティ

バスアメニティは、ブラジルの大手アメニティ会社、Harus社のもの。石鹸、シャンプー、コンディショナー、ボディーソープがありました。

ゲスト用のサンダルは、斜張橋が描かれたビーチサンダルで、小さいサイズがピンク、大きいサイズがブルーでした。ブルーのものは、ハワイアナスのような特徴のあるデザインでしたがブランド名の記載が無く不明です。ピンクのものは、土踏まずの部分が省略されているのかってくらい、ソールの真ん中から下半分が細い変わったデザインでした。

コロナ禍では衛生上の理由とのことで備え付けのミネラルウォーターが部屋になく、後述するホテルラウンジからは必要な飲み物を各自取って持って行く形になっていました。

ホテルラウンジ

26階にあり、ルームキーで開閉する形になっています。

常時ドリンクが設置してあり、17:30〜19:30はHappy Hourとしてアルコールも含むドリンク&フードがビュッフェ形式で選び放題。

Happy Hourのフードメニューは、サラダ類、パステウなどの軽食と、パスタ類。お酒はワインやビール、ウィスキー類が並んでいました。

このラウンジからも斜張橋が綺麗に見えます。

3.共用施設

宿泊客が利用できる共用施設の内容について簡単にご紹介します。

レストラン・バー

ホテル1階にレストラン兼バーCanvasがあり、ホテル0階にカフェテリアCaffé Cino、朝食会場でもあるArmazém Morumbiがあります。

Canvasは天井が高く、上からキャンバス絵が吊るされた不思議な空間で、レストランスペースでもバーのお酒を注文することが可能。空調が比較的きつかったので、寒さに弱い人はカーディガン必須です。

プール

ホテルの最上階である28階に温水プールが設置されています。

1面ガラス張りで、斜張橋のテッペンと同等の高さから斜張橋を拝む形で、泳がず景色を楽しむのも一興かもしれません。

ジム

プールと同じ28階にあるのがジム、Academia Koatch Morumbi。

宿泊客以外もKoatchのパーソナルトレーニングジムの生徒は利用できる模様。

斜張橋とは違う方面の景色を展望できるので、これまた素敵な運動ができる空間です。

スパ

28階から更に階段を登ったところにあるのがスパ、Amazonian Spa。

3つの個室と1つのカップル専用個室があり、施術時間はコースによって30、50、80分と時間も異なります。

ぴょんぴょ家は、カップル個室で50分のオイルマッサージとスウェーデンマッサージをそれぞれ利用し計R$510でしたが、非常に満足のいく施術でした。

4.Grand Hyattと比べて

斜張橋が見えるホテルとしてHilton Sao Paulo Morumbiの他に有名なのが、Grand Hyatt。

両者どちらものスイートに泊まることができたので、比較してみました。

以下Hilton Sao Paulo Morumbiはヒルトン、Grand Hyattはグランド・ハイヤットで書きますね。

部屋

滞在費は両者ほぼ同等。スイートルームというだけあってどちらも部屋の中で十分にゆったりできるスペースはあります。

ただ、ヒルトンの部屋の方が20m2ほど広い。キッチンを含めてシンクが4箇所、トイレが2つもあるとはいえ、デッドスペースがあったグランド・ハイヤットと比べると、広さの差は20m2よりも大きく感じます。大人数で過ごすならヒルトンが良きです。

また、コーヒーテーブル以外にデスクがあるので、オフィスワークに最適なのはヒルトンかと。

そして、ヒルトンの方が斜張橋に近い分、窓からより大きく見えます。

運よく見れた虹!

一方のグランド・ハイヤットは、よりゲストサービスが行き届いている感じがしました。

テーブルにゲスト宛のレターとチョコレートが置かれていた点でちょっとした幸福感に包まれましたし、アメニティがグラナドやイパネマなのもブラジル感があり、外国人からすると加点ポイントです。

グランド・ハイヤットは部屋の2面が窓になっていたので、日中の明るさはグランド・ハイヤットの方が上です。

ラウンジ

ラウンジは、グランド・ハイヤットの方が清潔感があり、料理やお酒の質も種類も良く感じました。

一方、ラウンジからの眺めでいえば、ヒルトンの圧勝です。また、朝食が提供される点も、ヒルトンに軍配があがります。

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斜張橋を見る為にスイートに泊まる際の参考になれば幸いです。

5.その他

ホテル周辺にもレストランやカフェが多かったので、食のオプションは豊富でした。

朝食付きの部屋を申し込んだのですが、朝食会場の朝食メニューとラウンジの朝食メニューが同じだったので、もしラウンジを利用できる部屋を予約するなら朝食付けなくてもいいのかも。

ぴょんぴょ子がマイナスに感じたのは、水道水に独特の味があった点。ドリンクを飲む際に、口をつけたグラスからその独特の味が混じったり、ティー用のお湯もその味がしたり、歯を磨くのもミネラルウォーターを使いたくなるくらいきつかったです。ただ、ぴょんぴょ夫は特に何も感じないとのことだったので、人それぞれかも知れません。

ホテル内はペットフリーで、犬連れの家族をよく見かけました。

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景色的にも、コスパ的にも、満足できるホテルです。橋の観光を検討している人は、地上から見るよりも全体像を見渡すことができるので、是非一度訪れてみてください。

Tchauちゃお!

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