【旅】日本〜ブラジル長時間フライトを快適に過ごす為の13の持ち物

Brazil ブラジル

ボア・タルジ。サンパウロ生活を満喫中のぴょんぴょ子です。

今回は、日本〜ブラジル間の24h越えの長時間フライトを少しでも快適に過ごせるよう、ぴょんぴょ子が愛用しているお助けグッズをご紹介します!

今までに40以上もの国や地域を訪れていますが、長距離に限らず短〜中距離のフライトでも利用している13種の必須アイテムです。

フライトを利用する際は是非これらの持ち物をご参照ください!

0.そもそも飛行機内の環境とは

フライトを少しでも快適に過ごす為に、ぴょんぴょ子は飛行機内の環境をできるだけ地上の環境に寄せるようにしています。

必須の持ち物を紹介する前に、まずは簡単に地上とは異なる飛行機内の環境の特徴をご紹介します。

低湿度

飛行機の中は安全上の理由から、湿度が常に10〜20%程に保たれています。この数字は地上でいえば冬のアタカマ砂漠の平均湿度(約10%)に匹敵する程非常に低く、要は非常に乾燥しているのです。

その為、搭乗中は常に保湿を心がけるのがポイントです。

調整不可能な温度

また、温度も約22°〜26°に保たれています。2021年現在は、自身で空間の温度調整をできる機能は備わっていません。

航空会社によっては設定温度が更に低いところもあり、脱着しやすい防寒具を適宜利用するのが好ましいです。

騒音

そして騒音が非常に強いのも大きな特徴です。

乗っている間に慣れてくるとはいえども、常に轟音が鳴り響いています

調整不可能な光

加えて、自分ではコントロールできない光の問題があります。

特にフライト中を寝て過ごしたい時に、予期せぬ光に邪魔されてしまうことは多々あります。

狭いスペース

そして、大前提としてスペースが非常に狭いことが挙げられます。限られたスペースの中で動かずに長時間同じ姿勢でいると、エコノミー症候群に陥る可能性があります。

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これらの問題を少しでも和らげることができる、機内に持ち込めるコンパクトなアイテムを紹介します!

1.喉ぬ〜るぬれマスク

一番重要といっても過言ではないのが、この加湿器のようなマスクです。

使い捨てマスクの内側にポケットが付いており、そこに付属の専用のフィルターを差し込むことで、装着するとマスク内に蒸気が放たれてのどが潤される仕組みになっています。

<span class="fz-12px">ぴょんぴょ子</span>
ぴょんぴょ子

このマスクを使用するようになってからは、喉の乾燥を最小限に抑えられるようになりました。

同様の商品が他社からも出ていますが、ぴょんぴょ子は使い比べた結果、こちらの喉ぬ〜るぬれマスクが今のところベストです。ちなみに箱を捨てて中身だけ取り出せば、嵩張らずにコンパクトに持ち歩くことができます。

加湿機能は約10時間持続する使い捨て商品の為、トランジットの時間も含め、往復のトータルのフライト時間に合わせて複数枚用意するのをお勧めします。

2.保湿クリーム

搭乗中は低湿度により顔や手がカサカサになりがちです。

手にも顔にも、出来ればリップにも使用できる、マルチの保湿クリームの利用をお勧めします。

特にフライト中に睡眠をとる場合は就寝前にも塗布すると、目覚めた時のカサカサ間が緩和されます。

<span class="fz-12px">ぴょんぴょ子</span>
ぴょんぴょ子

荷物をコンパクトにする観点から手にも顔にもリップにも利用できるものをオススメしてますが、其々別でも全く問題ないです!

また、長期フライト中はお化粧を落としておくのも一つの手です。

着陸時にはお化粧をした状態でいたい人は、着陸直前ないし着陸後の空港内で化粧をした方が、綺麗な状態でいられます。その場合はメイク落としや化粧セットも忘れずに携帯しましょう。

ただし、機内へは液体物の持ち込みには限度があるので、限度内に収まる少量サイズを利用しましょう。免税店で買う場合も、旅程でトランジットを含む場合は限度によって経由地で没収される可能性があるのでお気をつけください。

3.コンタクト保管用セット・メガネ

※コンタクトを不使用な方は次へお進みください。

口を酸っぱくしてお伝えしている通り、飛行機の中は非常に乾燥している為、コンタクトは外し、メガネを利用することをオススメします。

コンタクトも、ワンデイを利用している場合はその場で捨てることができるので問題ありませんが、ハードや長期間のソフトコンタクトの利用者は、コンタクトの保管セットも忘れずに携帯しましょう(ただし、保存液も液体物に含まれるので、制限の範囲内で対応する必要があります)。

4.ペットボトルの水orイオン飲料

飛行機内は乾燥している為、こまめな水分補給が必要になります。エコノミー症候群を防ぐ為にも積極的に水分を摂取して、トイレにも行くようにするのオススメします。

航空会社が用意しているドリンクで十分に水分補給(アルコール以外)はできるので活用しましょう。

ただ、搭乗直後や着陸前などでドリンクの提供が無されないタイミングがあります。また、機体の揺れが激しい際は、ドリンクの提供がストップしてしまうので、自らペットボトルのお水を持参していると安心です。(フライト内でペットボトルの水が支給されることがわかっている場合はその限りではありません。)

ただし、手荷物チェック前から用意してしまうと没収されてしまうので、手荷物チェックを済ませてから購入しましょう。

尚、日本の製薬会社さんが行った実験では、エコノミー症候群を防ぐには水よりもイオン飲料の方が効果的との結果がでています(参照:https://www.otsuka.co.jp/health-and-illness/thrombosis/verify/)ので、そちらも併せてご参照ください。

5.歯磨きセット

フライトにおいて、歯に食べカスが付いた状態で長い時間過ごすのは、非常に不快ですよね。フライト中でもタイミングを見て歯を磨きましょう

フライトによっては、エコノミークラスでも歯磨きセットを支給してくれることもありますが、万が一に備えて持ち運ぶのが安心です。

飛行機の狭いトイレの中で歯を磨くことに抵抗がある場合は、フライト中は液体の歯磨きを利用しブラシを使っての本格歯磨きは出発前やトランジット中の空港内のトイレで済ませるのも一つの手です。

歯磨き粉も液体歯磨きも液体物に含まれる為、制限の範囲内に収まるコンパクトな物を選びましょう。

6.折り畳める防寒着・ゆったりした服

フライト内の気温調節が自由にできない以上、自身の衣類の脱着と機内配布のブランケットの利用で調整するしかありません。

便や航空会社によって機体内の温度が異なるので、もちろん使わずに済む便もあります。また、ブラジルと日本のように同じ日にちでも季節が真逆になる場合は、到着後の衣類も変更する必要があります。

そんな時でも邪魔にならずに便利に持ち運びできるのが、折り畳めてコンパクトに収納できる防寒着です。

ぴょんぴょ家ではユニクロのウルトラライトダウンジャケットを愛用していますが、類似商品もたくさん展開されているのでご活用ください。

そして、そもそも搭乗の際に着る服は、エコノミークラス症候群予防の観点から体を締め付けないゆったりした服を着ることも重要です。

7.耳栓

飛行機内で轟くエンジン音をはじめとする機械音を、少しでも緩和するのに役立つのが耳栓です。

本格的に音を消すならば遮音ヘッドフォンをつけるのが一番ですが、長時間の使用や寝ながらの使用には快適性が優れなかった為、それよりもコンパクトでシンプルな耳栓をオススメしています。

<span class="fz-12px">ぴょんぴょ子</span>
ぴょんぴょ子

ちなみに機内で音楽や動画を楽しむ際は、ソフト耳栓+ヘッドフォン を使用すると、心無しか聞こえやすく感じます!

長距離フライトの場合は、エコノミークラスでも無料で配布される場合がありますが、小さくて無くなりやすいので、予備の意味も込めてマイ耳栓を備えるのをオススメします。

2023年追記 〜耳栓よりAirPods Pro〜

先日、ノイズキャンセリング性能が高いAirPods Pro(第2世代)を耳栓代わりにしましたが、めちゃくちゃいいです!!
耳栓よりも轟音がかき消されるので、非常に寝やすかったです。(機内放送の音もあまり聞こえないのでむしろ危ないくらいの外音シャットダウン性能でした)

手持ちの動画や音楽、ラジオを視聴する際も、今までのイヤホンだとほぼ音量MAXくらいの大音量設定が必要でしたが、日常生活で使用する音量と違わないくらいの音量でも十分聴こえるくらい、外の音を遮断してくれます。

寝たい時にも、音を聞きたい時にも使えてまさに一石二鳥!超おすすめです。

唯一の欠点は、あくまでも電化製品なので充電がきれると防音機能も無くなること。
1個でも数時間は持ちますが、長距離フライトの場合はもし金銭的余裕があるなら2個準備して常にどちらかはフル充電状態を保ちたいものです。

2個買うのがもったいなければぴょんぴょ家のように耳栓と併用するのもアリですよ!

8.アイマスク

機内で睡眠を取りたい時、少しでも快眠に近づけるには光を遮断することが重要です。

機内では消灯の時間も設けてあるフライトも多数ありますが、それでも、機内には小さな灯りは常時点灯しています。また、自身の周りの座席で窓(を覆う扉のようなもの)を開けたり、読書灯を利用する人がいる場合、どうしても視界に光が入ってきてしまいます。

これを防ぐには、アイマスクを利用するのが一番です。

こちらも、長期フライトの場合はエコノミークラスでも無料配布されることがありますが、ゴムの長さが一律のものであるアイマスクも多く見受けられます。アイマスクは緩かったりきつかったりすると逆に不快にもなり得る為、予めバンドの長さを調節できるアイマスクを用意しておくのが無難です。

9.スリッパ、若しくは脱着しやすい靴

長時間同じ体制で身動きを取らずにいると、最悪の場合はエコノミークラス症候群に陥る場合があります。

座りながらのストレッチや、タイミングを見て、スペースに余裕がある場所で簡単なストレッチを行うことで、下肢の長時間の圧迫を防ぐことが重要です。

また、同時に機内ではこまめな水分補給とトイレで毒素を排出することも必要です。

狭いスペースで席を立ち上がっての移動はとても億劫ですが、その抵抗力を少しでも減らせるのは簡易スリッパです。若しくは脱ぎ履きしやすい靴を履いて過ごすのが一番です。
長時間フライト内では、靴を脱いで足を解放させてあげたくなります。が、そうなると、立ち上がって移動する際に再度靴を履く必要があります。
それが面倒な作業にならないような体制を整えましょう。(緊急時はスリッパではなく靴で脱出しましょう。またその際はヒールなど先の尖った靴は避けましょう。)

日本発着便のビジネスクラス以上だとスリッパが無料で支給されることが多いですが、ブラジル発着便は備わっていないこともあるので注意です。

10.ダウンロード済動画、本

映画やドラマ、本のオンラインサブスクサービスに格安でありつける現代において、使わない手はありません。興味のあるものをありったけダウンロードして機内に持ち込むのをオススメします。

フライト中、寝たくても寝れない時、飛行機備え付けのエンタメで興味を引くものがない時(特に日本以外の発着便は日本語字幕があることが少ないですよね)、救世主となります。

また、長距離フライトの場合は、時差ボケ予防の為に到着時の時刻に合わせて非睡眠時間を設けるのにも役立ちます。

<span class="fz-12px">ぴょんぴょ子</span>
ぴょんぴょ子

時差ボケの辛さを緩和する為に、ぴょんぴょ子は到着時刻から逆算して睡眠時間を設定しています。例えばブラジル早朝着の場合は、1本目のフライトは基本的には寝ずに過ごし、2本目のフライトでガッツリ寝るようにしています。

他にも、トランジットで時間を潰す際にもダウンロードメディアは重宝できるので、是非ご活用ください。

もちろん本は紙の本でも結構ですが、重たく嵩張るので、その点ではe-bookの方が一つのデバイスで動画も持ち歩けるので便利です。

ちなみにぴょんぴょ家が過去に試した物だと…

Amazonプライムビデオの場合、一部の作品を除いて、日本のアカウントでダウンロードしても外国へ行くと見れなくなる場合がほとんどです。ちなみに日本を出国した後、海外のwi-fiに一度も繋げていないデバイスなら観ることができました。

Netflixの場合は地域が変わっても、その地域でも配信している番組だったからなのか、難無く観れました。基本的にNetflixの作品(「N」マークが付いてるやつ)は国が変わっても問題なく見れます。

YouTubekindleは所変われどなんの制限も無くダウンロード作品を楽しめました。

11.スマホ等の充電器

搭乗中、スマホは基本的には機内モードないし電源オフにする為、スマホを使用しない場合はバッテリーをあまり消耗しないケースが大半ではないでしょうか。

一方で、機内モードでスマホで動画の視聴や読書を楽しむ場合はバッテリーがなくなる恐れがあります。タブレットを使用する場合も同様です。

特にスマホの場合は到着後に充電が保たなくなってしまうと悲惨です。

バッテリー切れを防ぐ為にも、スマホやタブレット端末の充電器は携帯することをオススメします。

尚、リチウムバッテリーを携帯する場合は、安全上の理由から預け手荷物が不可なケースが多いので、機内持ち込み手荷物にするよう、お気をつけください。

12.マルチ変換プラグ

海外では日本と異なるコンセントタイプの国が多々あります。

機体や空港によっては、未だにUSBプラグでの充電に未対応なケースもあり、日本とは異なるタイプのコンセントしか設置されていないことも多々あるのです。

そんな事態にも対応できるように、充電器だけでなくマルチ変換プラグも一緒に携帯するのがオススメです。

13.全持ち物を収納する袋

上記でご紹介した持ち物一式を、一つのポーチやバッグ等にまとめて収納して座席ポケットや座席下に置いたりや座席のフックにかけておくのが便利です。

移動の際は搭乗手荷物のリュックやスーツケースに入れておき、搭乗時に持ち物一式を取り出し、一つの袋にまとめて座席周辺に置いておけば、飛行中に何度も上から取り出さずに済むので快適に過ごせます。

また、アイマスクや歯ブラシセットなど、常時使用するわけではない細々した物の紛失予防にもなります。

オススメは、座席のフックにかけられるように紐がついているタイプで、持ち運びにかさばらないよう生地が薄く軽いものです。ぴょんぴょ子自身は折り畳めるナップザックを使用しています。

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この記事が少しでもお役に立てて、僅かでも快適に空の旅をお過ごしできれば幸いです!

過去に日本の航空会社も快適に過ごす為の方法を絵でわかりやすくまとめていたので、そちらもご参照ください!

Tchauちゃお!

参考:https://weathernews.jp/s/topics/201712/140115/、https://alma-telescope.jp/j/news/column/Bienvenido/03.html、https://www.jal.co.jp/health/before/environment.html、https://www.jal.co.jp/health/flying/

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