【タイドラマ】ナダオ・バンコク制作『STAY Saga〜わたしが恋した佐賀〜』は日本が舞台のほのぼのドラマ

Thailand タイ

こんにちは。タイドラマ大好きぴょんぴょ子です!

タイ沼界でも知名度上昇中のバンク君が出演するタイドラマ『STAY Saga〜わたしが恋した佐賀〜』をご存知ですか?

この作品は、監督、メインの出演者はタイ人の作品でありながら、舞台は日本の佐賀県なのです!つまり、日本国内で聖地巡礼ができるタイドラマなのです!

そして2022年9月23日、日本の九州では佐賀〜長崎間に新幹線が開通!
なんと、ドラマのロケ地の一部も通ることになり、ますます聖地巡礼の義を執り行いやすくなったのです!!

今回は、『STAY Saga 〜わたしが恋した佐賀〜』について紹介します!

別記事にてゆかりの地を紹介&聖地巡礼した際の様子を載せています
併せてご覧あれ☟

『STAY Saga 〜わたしが恋した佐賀〜』とは

『STAY Saga〜わたしが恋した佐賀〜』(以下『STAY』)の、ドラマ概要やあらすじ、出演俳優(女優)について簡単にご紹介します。

ドラマ概要

公式トレーラー
『STAY』概要

【原題】『STAY ซากะ..ฉันจะคิดถึงเธอ』
【邦題】『STAY Saga 〜わたしが恋した佐賀〜』
【長さ】約60分 x 4話
【撮影期間in佐賀】2015年1月3〜19日(情報元:武雄市観光案内所)
【放映開始inタイ】2015年2月
【放映開始in日本】2016年1月(サガテレビ)
【監督】ソンヨット・スックマークアナン(通称P’ヨン)

タイのLine TVで2015年に放映が開始された、ロマンス要素ありのヒューマンドラマ

監督は、タイ全土の若者を虜にした青春タイドラマ『Hormones the series』でお馴染みのPヨンことヨン監督です。

『Hormones』については別記事をご参照☟

本作『STAY』が本国タイで公開されたのは、『Hormones』の第2シーズンが終わり、第3シーズンが放送されるまでの期間。本作の出演者も『Hormones』に出演する俳優らが多く(詳しくは後述)、放送前から注目が集まっていた作品でした。

キャスト

主要キャスト

【ミー役】サンニー(サニー・スワンメータノン)
【ジュック役】ガーオ(スパサラー・タナチャート)
【メン役】バンク(ティティ・マハーヨーターラック)
【ジェン役】ジェームス(ティーラドン・スパパンピンヨー)

上でも触れましたが、主要キャラ4人中3人(ガーオちゃん、バンク君、ジェームス君)が『Hormones』で人気が急上昇した旧ナダオ・バンコク所属の新鋭若手メンバーなんです。

ガーオちゃんは、『Hormones』でメジャーデビューを果たして以来、大人気の女優さん。現在はチャンネル3所属で活躍中。最新ドラマのトレーラー見る限り変わらず美しいです。

バンクは、『Hormones』のシリーズ化が決まった際、公開オーディションで選ばれた俳優。日本のドラマや、日本でのタイドラマイベントなどにも出演していて、着実に日本のファンを増やしているイケメン俳優です。

ジェームス君は、バンク君と同じく『Hormones』公開オーディションで俳優デビューを果たした後、表向きはカンニングを題材にした社会派映画『バッド・ジーニアス』で世界的に有名に。現在はフリーで活躍する若手演技派俳優です。

順番が前後しましたが、主演のサンニー氏は、『Hormones』にこそ出演していないものの、旧ナダオ・バンコク所属の中堅ベテラン俳優です。最近だと、日本でも公開された、ミニマリストになる映画『ハッピー・オールド・イヤー』に登場したり、タイ沼民の大好きなブライト君が出演していたタイドラマ『My Ambulance』で主役(ブライト君が演じる役の将来の姿)を演じていたりと、日本でも「あーこのイケメン見たことある!」くらいの認知度は上がってきているかと思われます。もちろんタイでは超有名。

あらすじ

そんな人気絶好調の監督や俳優らが出演する豪華作品の舞台は、なんと日本
それも東京ではなく、佐賀県

一体どんな内容なのかというと…(下記のあらすじはコチラからそっくりそのまま引用しております)

あらすじ

ジュック(ガーオ スパサラー・タナチャート)は一生に一度は自分の本を出版したいという夢を持っていた。そこで日本の食べ物を卒論のテーマにし、本にまとめようとしていた。最初は親友のエーンと一緒に、日本の佐賀県の農園に行く予定が、エーンがドタキャンをし、ひとりで行く羽目になった。  その農園でジュックはミー(サニー・スワンメータノン)という物静かなタイ人男性と出会った。ミーは3年以上日本に住んでいた。ミーはジュックの相談役になった。だから二人はすぐに親しくなった。そして知らず知らずのうちお互いを想い合う気持ちが芽生えて来た。
https://saga-travelsupport.com/modelcourse/course.html?id=11

<span class="fz-14px">ぴょんぴょ子</span>
ぴょんぴょ子

純愛モノ好きにはあまり応援しきれないストーリーでした。
でもドラマ全体はイケメン&美女とほのぼの映像で最高です。

ちなみにちょっぴりネタバレすると、上記あらすじの中に登場するエーンは超サブキャラです(このキャラを演じるのも『Hormones』出演のゴイ(アラチャポーン・ポーキンパコーン)ちゃん。他にも『Hormones』season3から初登場する俳優が数名、ちょっぴり出演してます。本作が練習台だったのかしら)。バンク君演じるメンやジェームズ君演じるジェンは、ネタバレになるからか上記のあらすじには書かれていません。

以下ネタバレ注意
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バラしてしまうと…
バンク君はミーの弟メン役を、ジェームズ君はジュックの弟ジェン役を演じており、それぞれが兄のミー、姉のジュックを追ったところ佐賀に辿り着き、佐賀の農園でホームステイをすることになります。

超ネタバレ込みでストーリーを一言で紹介するならば、「ドロドロの昼ドラ化を防ぐ、弟たちの奮闘記in佐賀」ですかね。
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ロケ地は佐賀県

上述のあらすじをご覧の通り、ドラマの大半はメインの登場人物4人が佐賀で暮らす映像なのです。

そして佐賀は佐賀でも、県庁所在地の佐賀市だけでなく、佐賀各地が映るのです。

佐賀が舞台となった理由

なぜ舞台が佐賀?と疑問に思われるかもしれません。背景はいろいろありそうです。

以下は2015年の冊子『Adventure Japan vol.6 ADVENTURE SAGA』をはじめ、色んなインタビューを読み漁ったまとめですが、

大の親日家ヨン監督が、大都会のイメージが強い日本ののどかでどこか懐かしさも感じさせる側面を舞台にした作品を作りたかった

☞前年に、タイの国民的スターらが出演したドラマ『着物外伝』や映画『Timeline~思い出の手紙~』が佐賀を舞台にしており、タイ人の間で佐賀県の認知度が上がっていた

☞その頃、タイ人の訪日観光ビザが不要になった(2013年7月〜)こともあり、観光ビジネスを活性化させたい佐賀県側(主に佐賀フィルムコミッション)が佐賀をロケ地として誘致していた

…などなど、鶏卵問題はあれど、色んな要素が重なったのかと思われます。

実際、2015年にぴょんぴょ子がロケ地巡りを行ったさきざきで、多くのタイ人観光客に出会いました。佐賀県としては功を奏せたのではないでしょうか。

佐賀県内のありとあらゆる観光地の看板や説明書きにおいてタイ語表記も並列されていることが多く、佐賀県側もただ誘致して終わり、ではなく、訪れたタイ人が不自由なく楽しめるような環境が整っているように感じられました。佐賀県のおもてなし、アツいです。

『STAY』ロケ地

作品の大半が佐賀で撮影、ということは、ロケ地巡りをするとなると、佐賀を巡ることになります。

タイに行かずとも、タイドラマのロケ地巡りができてしまうのです!!

長くなってしまったので、別記事にて、ぴょんぴょ子が把握したロケ地情報や、実際に2015年にロケ地巡りを行った際の様子を載せました。

ゆかりの地巡りをしたいと思ったアナタ!コチラを併せてご覧ください。

佐賀県は景色よし、湯よし、人よし、そして味よしのイイトコ尽くしなので、タイ沼民関係なくただの佐賀旅行としても楽しめるはず!

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というわけで、『STAY』ロケ地巡り編もよろしくお願いします。



ヨン監督や『Hormones』について☟

イケメン俳優バンク君について☟

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