【タイ沼】『F4 Thailand』でブライト君演じる役名Thymeの読み方・発音について

Thailand タイ

さわでぃーかー!サンパウロでタイ沼に浸っていますぴょんぴょ子です。

タイ版『花より男子』こと『F4 Thailand / Boys Over Flowers』放送開始がいよいよ目前に迫ってきましたね!

先日、またまたお友達から質問を頂きました。

「ブライト君の演じる道明寺、タイ版の役名“Thymeって何て読むの??」

結論から申し上げますと、カタカナで表すならタームになります。

でもたしかに、このアルファベットの並びだと、タームと読むのは至難の技ですよね。

今回は、そんなブライト君演じる役名の通名(チューレン)であるThyme(ธาม)の読み方・発音についてご紹介します!

1.Thymeの読み方

先述の通り、ブライト君演じるThymeの読み方は、タームなんです。

なんで?ってなりますよね。

Thymeのタイ語表記から順番に説明して参ります。

タイ語オリジナルの読み方

タイ語表記の役名はธามで、音をカタカナで表すとタームになります。

タイ文字の読み方や正しい発音について、詳しくは後述するので、気になる方は次の項目をご覧ください。

英語表記Thymeの読み方

Thymeという英語表記の発音をカタカナ化する場合、“thyme”という英単語が既にあるので、世の中一般的にはタイムになります。

そう、洒落たお料理に使われる、シソ科の香辛料の、あのタイムを意味する英単語です。

だから、英語表記だけを見た人からはタイムと発音されてもおかしくはありません。

ですが、Thymeと書けど先述のธาม(ターム)がブライト君扮する道明寺タイ版の彼の役名なので、役名としての読み方はタームなのです。

なんでタームがタイム?

というのも、タイでは名前を英字表記する時のルールがないのです。

タイ語の発音を、そのままの音の通りアルファベット表記する必要がないんですよね。

その為、一見で読み方が判断つかないスペルの名前が誕生しうるのです。

<span class="fz-14px">ぴょんぴょ子</span>
ぴょんぴょ子

タイ語の名前を読むのって、アルファベットから読むのは特に難しいんですよ…。

まぁ、日本でも名前の漢字は当て字のことが多いですし、読み方が一見じゃ判断つかないことがあるって点は同じですね。

※英字での発音がオリジナルとは異なる音での呼ばれ方(今回の場合でいえば、タームではなくタイムと呼ばれる)でも、その呼ばれ方をも受け入れている(若しくは使い分けている?)人もいます。ただ、多くの場合は、タイ語表記のチューレンの発音で呼び合っているように見受けられます。

ちなみに、香辛料のタイム(thyme)は、タイ語ではไทม์ (タイム)若しくはใบไทม์(バイタイム / タイムの葉)と書き、ธาม(ターム)にはならないのでご注意ください。

2.ธาม(ターム)の発音

Thymeことธามは、カタカナでタームと書きましたが、実際の発音は厳密にはカタカナ読みするタームとは少し異なります。

スペルを噛み砕いてもう少し細かくみてみましょう。

ธามの1字目は、英語表記でいうth

  • このthは有気音で、タチツテトを発する際に空気を多く含んで発音される音
  • 英語のthと異なり、舌は歯の間に入れる必要はない

②2字目のは、英語表記でいうaa

  • aの長母音であり、アアではなくアーとなる
  • 口をしっかり開けて発する“アー”の音

③3文字目のは、英語表記でいうm

  • mは末子音で、上下の唇を合わせしっかり口を閉ざして出す音
  • 英語の末尾に来るmとほぼ同じ発音(am や Tom のm)
  • 強いてカタカナで表すならのようになるが、音としては“ムリ”の“ム”の様なハッキリ母音を発するムではなく、どちらかというと“田んぼ”や“カンパ”を発音する時の“ん”の音に近い

ธามの声調は平声

  • 音の高低差が付かない・付けないフラットな声調

⑤というわけでธามの音を英語表記するとThaamとなり、カタカナではタームとなる

カタカナでタームと書いたものの、1文字目のが日本語にない音なので、実際の音はカタカナで見る“ターム”とかけ離れているように感じるかもしれません。

ธา(ター)の部分は日本語の“タ”の音を発する時にたっぷり息を出しながら伸ばしてธา(ター)となるのですが、日本語にない音を日本語で表そうとしても伝わりにくいですよね、すみません。実際にドラマ内で発される“ターム”の音をたくさん聞いてください。

タイ人の発音でタームって呼べるようになりたいよ!って場合は、タハーム タハーム タハーム タハーム…と早口で繰り返し言い続けてみてください。そうするといつの間にかธาの音が出せるようになっていると思います。頑張りましょう。

正確な音を発するようになるには、とにかく本編を見まくって見て音を耳に染み込ませるのが一番です。

以上です!

以下、ここからは解説ではなく、ただの感想のような今の心情みたいなものを書いておきまーす。

3.ธามって高貴な身分の人って意味らしい

発音のこと長々と書きましたが、「別にタイ語を正確に発せるようにならなくてもいいんだけど」、って人も是非聴きまくって欲しいです。

というのもタイ語ネイティブの発するきれいな有気音ってめちゃくちゃ破壊力がえぐいんですよ〜。顔見なくても有気音だけで落ちます。共感できる人、結構いるんじゃないかな?

脱線しましたが、今回は『F4 Thailand』のブライト君が演じる役のチューレンについて書いてるんでしたね。(タイ人は、本名で呼び合うことが少なく、多くの場合はチューレンと呼ばれるいわゆる通名、あだ名で呼び合います。ブライト君の“ブライト”なんてのもまさにチューレンにあたります。)

今回書いたチューレン“ターム”ですが、タームって単語自体に馴染みがなく辞書で調べてみたものの、載っていなかったんです。

タイ人のお友達W君に聞いたところ、タームとは“高貴な身分の人”という意味だと教えてくれました。(あくまでソースはお友達です、悪しからず。)

“高貴な身分な人”ってチューレン、日本語でいうと「伯爵」とか「貴族」なんてあだ名で呼ばれるみたいな感じなのかしら?想像つかない。

いや実はぴょんぴょ子、『花より男子』を読んだことも見たこともなく、『F4 Thailand』が初花男なんです。

なのでタームのオリジナルである道明寺くんとやらがどんなキャラなのか知り兼ねているのですが、F4 Thailandのトレーラーを見る限り、なんだか御曹司っぽいですね。

だからタームなのかしら?

あーいろいろ楽しみでござる。わくわくとぅんてん丸!

一緒に楽しみましょうね♡

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