ぼんじーあ!サンパウロ生活を満喫中のぴょんぴょ子です。
今回は、ワインの街として知られるサンホッキ市やワイナリー巡りについてご紹介します!
サンパウロ市からは日帰りでも十分に楽しめる街です。行き方や観光スポット、ワイン農園についてご紹介します!
※毎年9月に開催されるワインとアーティチョークの展示会『Expo São Roque Vinhos e Alcachofras』については追って別記事にてご紹介予定です。残念ながらコロナ禍の20年以降は開催が見送られていますが、いつか復活した際に参考になれば幸いです。
1.サンホッキってどんなところ?
サンホッキという市がどのような街なのかをざっくりご紹介します。
サンホッキ概要
サンパウロ州にあるサンホッキ市は、サンパウロ市から西に約60キロの場所に位置します。
17世紀後半に開拓され“サンホッキ”として誕生し、ブドウや小麦の農園が作られました。その後、イタリアやポルトガルからの移民も住み始めワインの生産が始まり、今ではブラジルでも有数のワインの街として知られています。
サンホッキの名前の由来
サン・ホッキという名前の由来は、開拓者が信仰していた聖ロクス(聖ロックとも)の名前です。
聖ロクスはペスト患者を治癒したことから、ペストや伝染病の守護聖人とされています。聖ロクス本人がペストに感染した際は犬に傷を舐められたことで癒えた、という伝説があり、サンホッキで見かける“犬と足を怪我した男が一緒に並んでいるモニュメントや絵”は聖ロクスを表しているそうです。
※ちなみにサンホッキはポルトガル語表記ではSão Roqueと書くので、日本語のGoogleマップなどでは“サンロケ”または“サンロック”や“サンホッケ”と表示される場合があります。ヒットしない場合はサンロケやサンロック、サンホッケで探してみてください。
2.サンホッキへのアクセス
サンホッキ市へのアクセスは、車や電車+バスなどが主な手段になります。
遠方から訪れる場合は、サンホッキの最寄りの空港であるコンゴーニャス空港、又はグアルーリョス空港をご利用ください。
サンパウロ市内からのアクセス方法を下記します。
3.サンホッキ内での移動
ワイン農園巡りなどでサンホッキ市内を移動する場合の公共交通機関は、バスがメインになります。ただ、バスの場合は本数は限られているので、時間に余裕があまりない場合は車を利用する方が効率良く回れます。一方、自家用車の場合だと巡った先でワインを飲めなくなるので、一長一短です。
日帰りで観光するなら、ぴょんぴょ子個人的には、サンパウロ市から1日契約できる運転手(Uberやリムジン等)に、サンホッキまでの往復も含めて依頼するのが一番効率も良く便利だと思います。
バスに関しては、ぴょんぴょ家も調べたのみで実際には利用せずに終わりました。コロナ禍により変更する可能性があるので、是非最新情報をご確認の上ご利用になるのをおすすめします。
4.サンホッキの観光スポット
さて、サンホッキまでの行き方がわかったところで、続いてはサンホッキ市内の観光スポットをお見せします。
ワインの街のメインの見所はなんといってもワイナリーです!ワイナリー以外の観光地も併せてご紹介して参ります!
※ちなみにぴょんぴょ家は、[ワイナリー見学+ワイン試飲+ワインとワインビールがぶ飲み]でバテてしまい、以下で紹介するカマラの森、鉄道駅、十字架の丘は事前の下調べだけで観光は断念してしまいました。
※観光の際は、自身でも感染対策を怠らないようにしましょう。また、感染状況によって営業時間等に変更がある場合がありますので、観光前に最新の情報を確認することをおすすめします。
ワイナリー訪問
サンホッキにはワイナリーが点在しています。
ワイン街道(Estrada do Vinho)と呼ばれる道沿いには、なんと10を超えるワイナリーが並んでいます!
ワイナリーの中には、醸造過程の見学や試飲ができる場所もあり、ワインを購入する以外にも楽しむことができます。ブドウ農園やワイナリー巡りをするならコチラの地図をご参考ください!
以下は、ぴょんぴょ家が実際に訪問したVinícola Góesの紹介です。
Vinícola Góes
ワイン街道沿いにある、1938年オープンのワイナリーです。
醸造過程やワイン農園の見学ツアーがある他、ブドウの収穫体験やワインの試飲など様々なコースを体験できます。(詳細は公式HPのENOTURISMO欄をご覧ください)
ぴょんぴょ家は、ワインの試飲会付き、ワインの製造過程の見学ツアーに参加しました。
全部ポル語、且つ見学ツアーに至っては声が聞こえにくく内容はほとんど理解できませんでしたが、ワインが美味しかったので満足です。葡萄ジュースも濃厚でとーっても満足しました。
ちなみにワインの試飲は、参加者1人1人にワイングラスが配られそこにナミナミとワインが注がれていくスタイルでした。調子に乗ると試飲で酔います。そしてそのワイングラスは、お土産として持ち帰ることができました。
カマラの森自然公園
大西洋岸森林(マタ・アトランチカとも)が広がっており、トレッキングができるようになっています。カマラの森は、ユネスコによって定められた生物圏保護区の一部に含まれています。
鉄道駅
1930年に完成した鉄道の駅です。昔は鉄道が人や物の移動を担う貴重な足として活躍していましたが、現在は稼働しておらず、駅には鉄道が飾られており観光地となっています。
十字架の丘
鉄道駅からクルゼイロ通りを登ったところに聖クルス像と十字架が掲げられた丘があります。
この丘からサンホッキを眺望できるらしいです。
ポルトガル、イタリア料理のレストラン
ポルトガルやイタリアからの移民が多い街を訪れたからには、折角ならワインと合わせてご馳走も召し上がって欲しいものです。
ワイン巡りの前後に老舗ポルトガル料理やイタリアン料理レストランでお腹も満たしてみてください。
ぴょんぴょ家が堪能したのは下記のQuinta do Olivardoという街の人気レストランです。
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ワイン好きには複数泊しても飽きない場所です。
サンパウロ市内からなら日帰りでも十分満喫できる観光地なので、万全な感染対策を講じた上で是非Go to Viagemしてきてくださいませ!
参考:http://www.roteirodovinho.com.br、https://cidades.ibge.gov.br/brasil/sp/sao-roque/historico、https://christianpress.jp/n200816/、https://www.villarossa.com.br/o-parque-natural-municipal-mata-da-camara-e-localizado-ao-lado-do-hotel-villa-rossa/
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